理系でも文系でも楽しめる小説!
皆さんこんにちは!Reoです
自己紹介を終え、記念すべき(?)第一回目の記事は理系でも文系でも楽しめる小説について書こうかなと思います
よく対立するものとして扱われ、互いにライバル意識もある(?)理系と文系ですが、その両方が楽しむことができる本を今回は紹介していきたいと思います。
1.浜村渚の計算ノート
数学が少年犯罪の原因だとして教育から排除されてしまい、それに怒った数学者集団「黒い三角定規」がテロを予告。それに対抗するために警視庁に迎え入れられたのがなんと中学2年生の浜村渚!
中学2年生VSテロリスト集団の数学をつかったバトルが繰り広げられます。
なんとこの主人公の浜村渚ちゃんなんですが、ナンバープレイスを頭の中だけで全て計算し左上から順に一気に埋めていく(!?)という神業をみせたほど数学が好きで、才能も持っています。
このシリーズは設定が数学のない日本なので、渚以外の登場人物は数学が全く出来ません。物語中ではそんな人達に説明しているので大分易しいレベルから説明してくれます。実際この本を読んだ当時中学生の僕でもしっかり理解出来ました。なので文系の方にもおすすめです!
2.科学探偵Mr.キュリー
四宮大学で准教授として働いている天才化学者、沖野春彦はコンプライアンス委員なるものに選ばれてしまった上に、好奇心の塊である事務員の七瀬舞衣に出会ったことをきっかけに大学内の事件に関わっていく…という話です。
シリーズ自体は続いているのですが、各話毎の繋がりがあまりないので、途中の巻から読み始めてもOKだと思います。
個人的な感想を言うと、正直1巻目はあまり面白くない…というかブッ飛んでないです笑笑
起きる事件がしょぼかったり、生々しかったりします。よく言えばリアリティがあるってことですね笑笑
2巻目以降は人体自然発火や、火の玉トリックなんかも出てきて、割と刺激があります笑笑
これも浜村渚の計算ノート同様、一緒に行動する七瀬が全く勉強が出来ないので、説明も易しいし、事件が面白いのでどんどん読み進めてしまいます笑笑
作者の喜多喜久さんはなんと東大出身で現在大手製薬会社に研究員として勤務しながら小説を書いています。なので理系的表現もしっかりされていて理系の支持も厚いのではと思います。
他にも「有機化学ミステリーシリーズ」や、「リケコイ。」など理系小説を数多く書かれています。どれもおすすめです!!
3.お任せ!数学屋さん
数学が苦手な遥の隣の席にやってきた転校生の宙。宙は自己紹介でいきなり「夢は数学で世界を救うこと」と言い放ちます。そして学校で数学屋さんを開き、遥たちと協力して校内の様々なトラブルに立ち向かっていきます。
この物語の主人公の宙も中学生にも関わらず、父が教授をしている大学に講義を聞きに行く程の数学の天才です。
この話も前の2つ同様、遥が数学が出来ないので…(以下略)笑笑
作者の向井湘吾さんは他にも小学生が主人公の「トリプル・ゼロの算数事件簿」も書かれているのでそちらから始めてみても良いかしれません。
以上が僕のオススメする理系小説です。
また他にも理系本の紹介などしていこうかなと思いますのでよろしくお願いします。
それではさようなら。